部屋が散らかっているだけで、なんとなく疲れる。 仕事に集中できないし、気持ちまでざわついてしまう——。
僕も以前はそんな状態でした。
「もっと集中できる部屋で仕事したい」
「でも、同じ空間でしっかりリラックスもしたい」
そんな想いから部屋を“ミニマル化”してみたら、驚くほど毎日が軽くなりました。
探し物が減り、部屋が広く感じられ、思考のノイズが消える。
まさに “捨てるだけで人生が変わる” を実感した瞬間です。
この記事では、フリーランスとして働く僕の実体験をもとに、 今日から真似できる「捨てるものリスト80」を紹介します。
まずは「捨てる基準」を持とう
【ポイント】 物が捨てられない理由は「必要だから」ではなく、判断基準が曖昧だからです。
僕自身、捨て始めて気づいた「鉄の掟」が5つあります。
基準①:1年間使っていない物は手放す
服、本、靴、ガジェット……。 1年間触っていなければ、それはもう「今のあなたの人生」には必要ない過去の遺物です。
基準②:無料でもらった物は99%不要
ノベルティ、無料ケーブル、コンビニのスプーンなど。 タダでもらった物ほど、部屋の景観を壊し、ストレス源になりやすいものです。
基準③:プレゼントは“気持ち”だけ受け取る
「せっかくもらったから…」と使わないまま収納を圧迫する方が、相手に対して失礼だと気づきました。 感謝して手放しましょう。
基準④:維持・管理に手間がかかる物は捨てる
例えば、複雑なパーツの加湿器や、手入れが必要な革靴。
維持コストが高い物は、あなたの自由な時間を奪います。
基準⑤:高かった物ほど、サンクコストを疑う
僕も実際に手放すのが辛かったものがあります。
- 高かったブランドバッグ
- 奮発して買ったアウター
- 昔のハイスペックPC
【ポイント】 物の価値は「買った瞬間」で終わり。 その後は“持っているコスト”の方が大きくなります。
手放した瞬間、クローゼットが軽くなり、心までスッと軽くなりました。
カテゴリ別・捨てるものリスト80
ここからが本番です。読みやすいようにカテゴリ別に整理しました。
「これなら捨てられるかも」というものを探してみてください。
① クローゼット・服(15項目)
服は「人生の決断エネルギー」を奪います。ここが減るだけで朝の支度が0秒になります。
- 1年間着ていない服
- サイズが合わない服
- 「痩せたら着る」つもりの服
- 安物買いして愛着がない服
- 色褪せたTシャツ
- ヨレたパーカー・下着
- 多すぎる部屋着(2セットで十分)
- 流行りが過ぎた服
- 履いて痛くなる靴
- 売るつもりの靴(今すぐ売るか捨てる)
- ノベルティのTシャツ
- 使わないバッグ
- 底が汚れたリュック
- 使っていないアクセサリー類
- 思い出だけの服(写真に撮って捨てる)
② 本・紙類(10項目)
紙類は電子化するか、Kindleに切り替えるのが正解です。
- 読んでいない本
- いつか読むつもりの積読本
- 古い雑誌
- 使い終わったノート
- 財布の中のレシート・領収書
- ポストに入ったDM・チラシ
- 家電の取扱説明書(ネットで見れる)
- 過去の会議資料
- 大量のプリント類
- 本棚そのもの(電子化すれば家具ごと捨てられます)
③ ガジェット・デスク周り(15項目)
Webデザイナーの僕にとって、デスク周りのノイズ除去は死活問題です。
- 何用かわからないケーブル
- 古いスマホ・ガラケー
- 片耳聞こえないイヤホン
- 多すぎるボールペン
- 小容量のUSBメモリ
- 劣化したモバイルバッテリー
- 予備のマウス
- 書き損じのメモ帳
- 余った乾電池
- タコ足配線・延長コード
- 旧型のWi-Fiルーター
- プリンターの予備インク
- デスク上の飾り雑貨
- 企業ロゴ入りのマウスパッド
- 動作が怪しいHDD
④ 雑貨・日用品(15項目)
- イベントでもらった無料タオル
- 使い古したバスタオル(雑巾にして捨てる)
- 増えすぎたエコバッグ
- 使わないマグカップ
- サンプル化粧品・試供品
- 欠けた食器
- 焦げ付くフライパン・鍋
- 期限切れのスパイス・調味料
- 使いきれない洗剤ストック
- お菓子ストック
- クリーニング屋のハンガー
- 骨が曲がった傘
- 空の収納ボックス
- 旅行用の小分けポーチ
- 来客用の布団(レンタルでOK)
⑤ インテリア・家具(10項目)
大物を手放すと、部屋の景色が劇的に変わります。
- 使わないクッション
- 大きすぎるラグ・マット
- ホコリを被った雑貨
- 古びたポスター
- 使わない椅子(床生活かスタンディングへ)
- ベッド下の死蔵品
- ベッド本体(マットレスに変更)
- ローテーブル
- 生活動線を邪魔する棚
- 「とりあえず」で置いた照明
⑥ デジタル・思考・習慣(15項目)
物理的なモノだけでなく、目に見えないデータも断捨離対象です。
- 半年使っていないアプリ
- 通知だらけのSNSアカウント
- 読まないメルマガ(解除する)
- 見ていないサブスク契約
- 惰性で見るYouTube登録
- 他人と比較してしまうSNS
- ネガティブなニュースサイト
- 容量パンパンのクラウドデータ
- デスクトップの古いファイル
- 「後で読む」のスクショ画像
- 連絡をとらないアドレス帳
- スマホのプッシュ通知(全オフ推奨)
- SNS巡回という暇つぶし
- 夜更かしの習慣
- 「やらなきゃ」という強迫観念
ミニマル化して一番良かった瞬間
【体験談】 探し物に時間を割かなくなった瞬間、「あ、この生活でいいんだ」と心から思いました。
物が減ると、掃除の時間が減り、家事が減り、決断の回数が減ります。 その結果、行動も思考もシンプルになり、 自分の人生そのものが“軽く”なります。
まとめ|捨てることは“自分を取り戻す”行為
捨てることで、初めて「自分の価値観」が見えてきます。
セール品だから、友達に勧められたから、SNSで流行っているから……。 そんな「自分軸ではない消費」で集まったモノたちは、必ずあとで後悔に変わります。
手放すことで、 ようやく**「自分が本当に何を大切にしたいか」**が見えてきます。
まずは今日、このリストの中の「ひとつ」でいい。 あなたの意思で“持っていない物”を捨ててみてください。
その小さな一歩が、未来のあなたを軽くします。



コメント
コメント一覧 (1件)
[…] あわせて読みたい ミニマリストが捨ててよかった物80選|人生が軽くなる手放し術 部屋が散らかっているだけで、なんとなく疲れる。 仕事に集中できないし、気持ちまでざわつい […]